新型コロナウイルス感染症に係る「緊急事態宣言」の発令について

政府は、本日4月7日、新型コロナウイルスの感染拡大により、大阪府・兵庫県を含む7都府県を対象に、特別措置法による「緊急事態宣言」を発令しました。

これに伴って、兵庫県知事から県民の皆さんに対してメッセージが発せられました。

市としても、県とともに、引き続き、感染拡大の防止と市民の皆さんの命と健康を守るための対策に全力を挙げて取り組んでまいります。

本市は、緊急事態宣言が発令された両府県の生活圏・経済圏のまさに中間に位置しており、これまでも多くの感染者が確認されてまいりました。今回の危機は、すべての市民が一致団結して協力し、乗り越えていかねばなりません。

市民・事業所の皆様におかれましては、次のことに留意し、落ち着いて対応していただきますよう、ご協力をお願いします。

(1)外出の自粛要請について

引き続き、感染拡大防止のため、不要不急の外出を控えるようお願いします。

ただし、医療機関への通院、生活必需品の買い物、必要不可欠な職場への出勤など、生活の維持に必要な外出まで制限されることはありません。

また、鉄道などの公共交通機関がストップすることもありません。

スーパーマーケットやコンビニ、ドラッグストアなどでは、これまで通り食料品や生活必需品を購入できますので安心してください。

けっして、慌てて大量に買い占めなどをせず、落ち着いて行動してください。

(2)感染拡大防止のための行動について

今回、緊急事態宣言が発令されましたが、若い方から高齢者までの全ての市民の皆さんに、改めて、次のことをお願いします。

「三つの密」を避けましょう。

換気の悪い 密閉空間

多数が集合 密集場所

間近で会話 密接場面

感染拡大防止のためには一人一人の行動が重要です。

あなたの行動が、あなたの知らない間に、あなたの大切な人を感染させているかも知れません。今は緊急事態だという事を肝に銘じて行動してください。

(3)学校園の休校について

本市では、市立の幼稚園、小・中学校、高等学校を5月6日まで臨時休業することといたしました。

児童生徒や保護者の皆さんは、学校からの休校中の学習の仕方や過ごし方についての指導に従って、家庭での学習に努めてください。

また、保護者の皆さんには、できる限り、子供たちが家庭で過ごせる環境づくりをお願いいたします。

(4)不要不急の外出や会食の自粛について

兵庫県知事の記者会見において、夜間から早朝にかけて営業し接客を伴う飲食店、カラオケなどの利用を当面控えるよう要請するとの発表がありました。

本市においても、これらの施設の利用を控えるようお願いします。

(5)医療体制の維持について

国や県と連携し、引き続き感染拡大防止に向けた取組を着実に実施していきます。

今後の入院体制については、無症状者や軽症者への対応として、重症患者の入院医療に支障が生じないよう、自宅や宿泊施設で療養等が受けられる手続等について、県と連携しながら検討を進めます。

(6)特殊詐欺への注意喚起

特殊詐欺にはくれぐれも注意してください。

現在、市内では特殊詐欺が大変多く発生しています。皆さん方の家に給付金に関する電話や「ATMでお金を振り込んでください」といった電話がかかってきても、市役所や警察が皆さん方の家に電話をかけることは絶対ありません。

~最後に、市民の皆さんへ

医療現場の皆さんは、これまでも新型コロナウイルス感染症の拡大防止に向けて、日々厳しい環境の中で従事していただいています。医療現場の皆さん方の行動に対し、改めて敬意を表し、深く感謝を申し上げます。

そうした医療現場の皆さん方の負担を少しでも軽くするために私たちができることは、新型コロナウイルスに感染しないことはもちろんのこと、心身ともに健康に日々を過ごしていくことと思います。すべての市民の皆さんに、自らの健康をしっかりと守っていただくこと、そのことをお願い申し上げます。

私たちの西宮市は、25年前に阪神・淡路大震災という未曽有の大災害に直面しました。復興の道のりは困難なものではありましたが、多くの市民の力によってそれらを乗り越え、現在の「文教住宅都市・西宮」を作り上げてまいりました。

今回の感染症もとても困難な事態ではありますが、市民の皆さんと力を合わせていくことで、必ずや乗り越えることができると考えています。

私は市長として、市職員ともども全力で職務に向き合い、皆さん方と一緒に、憩いと安住の地である西宮の平穏な毎日を取り戻すために、全力を尽くす決意です。

いつもの毎日を一日でも早く取り戻すためには皆さんの行動が重要です。

改めて、市民の皆さんのご理解、ご協力をお願い申し上げます。

令和2年4月7日

西宮市長 石井登志郎