質問お答えシリーズ1 憲法改正に関する議論について

 

基本的に、地方自治体のトップを選ぶ際のテーマとして、憲法にメインのスポットを当てるべきではないと思います。市政のテーマは、保守や革新と言う軸でなく、その市の課題をどう改善するかと言う観点で論戦が進められるべきと考えられるからです。とはいえ、多くの方の関心がありますから、私の考えをお示ししたいと思います。 憲法は、人間が作ったものです。だから、絶対に変えてはいけないものではないし、常に改善したり、時代に合わせていく改正論議は、積極的になされるべきです。地方自治体をリードしていく立場を目指す中で気になるのが、第八条の地方自治に関する、第92条から95条です。地方の自治を積極的に奨励しているようには見えず、国の下部団体としての位置づけが透けて読めます。こうしたところは、改正に向けた議論を加速させるべきです。また、89条から読み取れる、私学助成が憲法違反となりかねない条文も、改正が必要ですよね。 その他、たくさん論点はありますが、国論を二分するような、相当な労力を割かねばならない条文を、いまここで改正に向かわす必要はないと思います。もっと現実的に、そしてフレキシブルに憲法を議論できるような環境を作っていくべきだと思っています。

 

質問お答えシリーズ2 森友疑惑 公文書改ざん問題について

これまた、憲法同様に国政マターですから、積極的に論じたり、これで政府与党を攻撃だ!、とは考えていません。ただ、改ざんは、犯罪ですよ。こんなことがまかり通ったら、議会での議論とか、何も意味を持たないし、そもそも、民主主義の基本的なベースが棄損されている、と言っていいと思います。要するに、公文書改ざんは、論外です! さて、こういう流れですから、西宮を含めた自治体においても、公文書の取り扱いについて、しっかり確認、検証する必要があります。改ざんが物理的にできないようにデジタル化保存を義務付けるなど、やれることはあると思います。それに加えて、議員や職員、市長も含めて、接触した記録をしっかりと公文書化することも、現状を確認して検証、そして改善策を検討する余地はあると思います。 ダイレクトに政府がどうのというつもりはありませんが、公文書管理と言う大切なテーマに、積極的に向き合う、よい機会だと思います。

 

質問お答えシリーズ3 震災復興住宅 退去問題 裁判について

まず、市が住民を訴えている状態は、とても残念と言わざるを得ません。そして、西宮市の対応が、兵庫県や他市と比べて、突出して杓子定規に見えます。 私は、これを見直したいと考えています。 具体的には、兵庫県の対応を参考に、個々の入居者の状況を判断して継続可否を決める仕組みとしたいと思います。 ひとつの現実として、市長と言う立場は、まず、原告である市のトップという立場も引き継ぐがざるを得ない、ということです。よって、その方針転換のやり方には、今日まで市が積み上げた対応など多様な要素を勘案した上で、兵庫県と同等の水準をひとつの参考に、見直しを進めたいと考えます。

 

質問お答えシリーズ4 アサヒビール跡地 県市統合病院計画について

尼崎でも、加古川でも、姫路でも、病院を合併して大きな病院に集約する流れになっている中で、西宮市にある公立病院が統合するということは、合理的な判断と考えます。それが、アサヒビール跡地に持って来るということも、理解できます。一方で、乗り越えなければならない課題もあると承知しています。ひとつが、現在の市立中央病院近隣の住民の方々への対策です。そして、現在の県立病院を、移転後にどうしていくか、市側としても考えるべきことかと思います。 こうしたことを、時間をかけずにスピーディーに、しっかりと議論を重ねたうえで進めていきたいと思います。それと、空き地を、時限的にでも何かに使うということも検討すべきと思います。民間であったら、広大な空き地を、3年も5年も放置しないと思いますよね。そうしたことも含め、スピード感をもってこの課題に向き合いたいと思います!

 

質問お答えシリーズ5 前市長について 4年間の評価 辞任に関して

任期を全うせずに辞任してしまったことが、とにかく無責任であったと思います。それと、議会やマスコミと不必要な摩擦を生み、無駄なエネルギーを費やしてしまったことは、とても残念です。この4年間を一言でいうならば、「もったいない」4年間であったということでしょう。 一方で、何から何まで悪かった、というつもりはありません。以前のアサヒビール跡地のシリーズでも触れましたが、県市病院が統合に進む方向に行ったのは、前市長が当選したからですし、防犯灯の市での一括管理など、いい政策を進めたことはあると理解しています。ただ、口酸っぱくなるほど言っていた行革は手つかずで、西宮の市長として不名誉な形で全国に知れ渡ってしまったことなど、残念なことが多すぎました。私としては、それらを反面教師としながら、精進したいと思います!