事業主の皆様がコロナを乗り切るための支援策 市独自の補正予算成立を目指して

緊急事態宣言から二回の週末を経ましたが、引き続きコロナウイルスとの闘いは続きます。感染拡大防止が何よりも大切ですが、経済活動が停滞する中で、事業を営む皆さん方の切実な声に市としても少しでも応えるために、補正予算を組み、支援させていただきたいと考えています。

本日、市議会に対して召集をお願いし、市当局として成立を期す補正予算案について説明させていただきました。市議会もこの状況に対応下さり、密を避ける工夫をして、24日に本会議を開催して本議案を審議いただくこととなります。

補正予算案は、緊急経済対策が3項目、新型コロナウイルス感染対策関連が1項目、学校園再開時に向けた対策が1項目となっています。

緊急経済対策の1つ目は、個人事業主への店舗の賃料支援金です。今回の感染拡大による影響を受け、売り上げが20%以上減少した個人事業主(小売、飲食店等)に対し、一ヵ月分の店舗等賃料(上限10万円)を支援します。対象となる事業主が2000件以上と見込み、市としては約2億1000万円の予算を計上致しました。
2つ目は、商業団体等への緊急経済対策です。商店街の固定経費であるアーケードや照明の電気料金など維持管理費と、商店街加盟店の衛生用品購入経費の補助として、2500万円を計上し、支援します。
3つ目は、宅配・テイクアウト等促進事業です。商店街等の商業団体や5店舗以上で組成する任意の団体などに対し、インターネットサイトの運営費やチラシの作成・ポスティング、宅配・テイクアウト対応物品を購入する経費などを補助するもので、1300万円を計上しています。

これらは予算成立後、できる限り早く対象者へ支援が行き渡るよう努めてまいります。

次に、新型コロナウイルス感染症対策では、PCR検査費用の計上です。西宮市は、保健所はありますが独自の検査機関はなく、主に県の検査機関に委託をしております。すでに民間機関への委託もしておりますが、4月以降すでにかなりの検査を実施しておりますので、ここで約1億円を計上しておくことと致しました。

最後に、学校再開時に向けた対策として、各学校園(市立幼小中高および義務教育学校、特別支援学校)にサーモグラフィカメラを購入するための費用として1000万円弱を計上しました。今後、学校園が再開した日に、サーモグラフィカメラを通じて児童生徒の体温チェックを実施し、子どもたちの体調管理に適切に対処できる一助としたいと考えています。

今回の補正予算案は、今、報道されている国や県の支援策とは別のものです。国や県の支援策に関しては、今後、それぞれから概要が出され、市として迅速な対応が必要なものについては、それぞれからの通知に従い、機動的に対応したいと考えています。

地域の声や、市民の皆さんからのメール等を見て、市としてできることの第二弾としてお示しをしました。国や県の支援とあわせて、少しでも支えになればと思っています。今回はお示しした通りですが、今後も引き続いて出来うる対応について検討を続けて参ります。私たちの思いは、とにかくこのコロナを乗り切るために、苦しい思いをされている方々の毎日が報われ、元の日々をみんなで取り戻すことにあります。ぜひ皆さん、一緒に頑張りましょう!

それと、これは私個人の思いですが、新たにテイクアウト等を始められるお店には、可能であれば使い捨てプラスチック製ではなく、せめて紙製容器の活用を考えてもらえたらと思います。これはあくまで私見であり、支給要件には全く関係ありませんが、環境への配慮に挑戦してくれる店舗があればうれしいです!

以上、補正予算案のご報告とさせていただきます。