18歳から23歳の、君へ 

市長選挙となって、君宛てに、自分の市のトップを選ぶ選挙の投票券が初めて届いた頃だと思います。どんな気持ちでその投票券を見ているのでしょうか。「誰に入れていいのかわからない」「あんまり興味がない」…そんな思いでしょうか。

「18歳から23歳の、君へ」としたのには、訳があります。2年前の2016年から、投票する権利を持つ年齢が20歳から18歳に引き下げられることになりました。今回初めて、18歳から投票することのできる西宮市長選挙を迎えることとなったのです。そして、前回2014年に19歳で今23歳の人にとっても初めての市長選挙になるというわけです。つまり、現在18歳から23歳の君たちは、今回が初めての市長選挙に投票する権利を得た人ということになるのです。

この投票する権利、さて、どうやって使ったらいいのか。ひとつ、僕からこんな視点で選挙を見てみたらどうかと提案したい。それは、「誰に投票するか」と考える前に、まずは、自分の身の回りのことで気になること・改善したいことが何かを考えてみてほしいということ。

「いつも使う駅前にたばこの灰皿があり、必ずたばこの煙を吸ってしまうのをどうにかしたい」

「毎日学校に行く時に通る電車の高架下が狭くて危ない」

「駅前の駐輪場が空いておらず、春から通勤することになったのだけど駅まで自転車で行くことができない」

なるほど、色々な課題が出て来ます。こうした課題は、そのほとんどが市の仕事。蛇口をひねったら出てくる水、火事などもしもの時に頼りになる消防、毎日通る道路、そして弟や妹が通う中学校や小学校。これらすべてが市政に関係しているのです。だから、そのリーダーである市長を選ぶということは、君が気になることを、一緒に改善してくれる人を選ぶということに他なりません。

政治は、決して縁遠いものではないのです。まさに目の前にある多くのことに関わる政治に是非、関心を持ってもらいたい。君たちが動いてくれると、政治も動いていく。変わっていく。そして、みんなのまち西宮市が、今までとは違う、もっと良くなるために動き出す市役所に変わっていくのです。

是非、この大切な機会を活かしていこう!

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