市長選挙において誰が選ばれるか、という課題と共に、最大のテーマとなるのは、「投票率」。私は、この市長選挙において西宮市民が高い投票率を記録して、新しい西宮市長を選べるかどうかが、もう一つの「勝負」だと思っています。
前回2014年の投票率は36%でした。その前は33%、さらに前は20%台という時もありました。市のリーダーを選ぶ4年に一度の機会が、この程度の投票率でしかないことは、民主主義の危機だと言えるでしょう。
一方で、投票に行かなかった人の気持ちもわかるような気もします。誰に投票しても変わらない、何が改善するかわからない市長選挙に、興味が持てないのも無理がありません。だからこそ私は、「市民と市役所を結ぶ仕組みを変える」と訴えています。選挙の時だけでなく、いつでも市民の声が届くような市役所にする、そして、選挙そのものも、人気投票や知り合いだからと投票するのではなく、それぞれの生活の課題が改善する、そんな実感を得られる候補を選びましょうと呼びかけを続けています。
今回の西宮の選挙を、全国が注目をしています。ここ数年、西宮の政治家が全国を騒がせてしまいました。この事態を受けて、私たち西宮市民としてできることは、まず、高い投票率をマークし、多くの市民が関心を持って西宮の民主主義に向き合おうとしている姿を、みんなで示すことではないでしょうか。
前回の36%の投票を大幅に上回り、投票率50%を超える!、これをこの選挙における「もうひとつの勝利」と位置付けて、全力で訴えていきたいと思います!