子ども医療助成拡大など含む予算案可決、&大谷美術館のボローニャ展もご案内!

本日、市議会において私どもが提案した補正予算案を可決いただきました。これによって来年1月から、これまで支援の手が届いていなかった高校生全世帯と、小4~中3の所得基準額以上の世帯への医療助成を拡大することが出来ます。この件は、選挙公約を達成するための大きな前進であることはもちろんですが、子育てにおける負担軽減と共に、経済的リスクの軽減につながると考えています。
子どもの医療費については、国民皆保険制度のもと、基本は3割負担となっています。これ自体は、日本のよき制度と思いますが、3割負担とは言っても、お子さんが医療にたくさんかからざるを得ないご家庭にとっては、一ヶ月の支出が数万円になる可能性があり得ます。高額療養費制度もありますが、それも約8万円という自己負担が基本ですから、所得基準額以上と括られる世帯の方、つまり年収700~800万あたりのご家庭で、子どもが何らかの高額医療にかかり続けた際に、毎月数万円の支出はとても厳しい現実です。
また、高校生においてはどの家庭にも医療助成がない状態ですから、所得基準額以下のご家庭において高校進学された途端、例えば歯医者さんにかかることにおいても数千円かかるという場合があることから受診控えとなるような話をお聞きすることもありました。そうした状況を少しでも改善し、子どもたちの健やかな成長を支える西宮市政としていきたいという思いに、議会の皆様に賛同いただけたことはとてもありがたく思います。
今回の補正予算では、この他にも物価高対策として10月から学校給食費の無償化や(来年3月まで)、就学前児童等への一万円分給付事業なども含んだ、子育て世帯を応援することを中心としています。これだけ子育てに対する課題や、少子化への懸念が言われる中で、自治体としてできる対策を、今後もしていきたいと思います。

さて、今日は議会後に、私が職責として理事長を務めます西宮市大谷記念美術館に足を運び、現在開催中のイタリア・ボローニャ絵本原画展を見に行ってきました。この企画は、大谷美術館において毎年好評を博しているもので、今日も平日にもかかわらず多くの方がお越しになっていました。美術館においても、こうした西宮市らしい企画があること、これも誇りに感じています。この3連休はちょっとお天気が心配ではありますが、25日までの企画展ですので、どうぞぜひお出かけください!

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