西宮市中央運動公園 中央体育館および陸上競技場の再整備事業がスタートしています

昨日と今日、中央運動公園に三度出向き、市民体育大会の開会式や剣道、柔道の競技会で選手の皆さんに激励の挨拶に伺いました。選手の皆さんに健闘をお祈りすると共に、この春から本格的に着手することになった中央体育館および陸上競技場の再整備事業についても、ご報告しました。

既に陸上競技場と多目的広場(野球場)は使用を制限し、駐車できるスペースも限定されているので、来場された方は、何か始まってるなと認識いただいているとは思いますが、工事はいつまで?、どんな風になるの?、とお問い合わせいただくこともありますので、直接、簡単にお知らせしました。

概要は、まず今年R6に陸上競技場と野球場の解体工事と埋蔵文化財調査を行い、来年R7から新体育館と新陸上競技場の建設工事を開始、R9春に新陸上競技場完成、R9夏に新体育館が完成となります。その後、現体育館を解体して残りの公園整備を進め、R11春に完了する予定となります。

中央体育館は市の最大の避難所ともなる場所ですから、新体育館が完成してから、現体育館の解体となります。また、新体育館には、メインアリーナが現体育館の1.5倍となると共に、サブアリーナ(現体育館の0.5倍の広さ)も併設されます。武道場は、柔道場4面分の広さとなり、大会時等にも活用できる簡易な観客席も設置する予定です。詳しくはリンクを貼り付けましたので、ご覧ください。

思えば、この再整備事業がここに至るまで、さまざまなことがありました。前々市長の時代に市は、アサヒビール跡地を取得してそちらに市立病院と新体育館を含む運動公園を整備する構想があったようです。その後、市長が前市長に代わり、前々市長の計画が白紙となって現地での再整備に方針が変更となりました。
その後、6年前に私が就任した際には、概ね計画が出来てはいましたが、過大とも思える観客席の調整や環境性能を加味したこと、また未曾有のコロナ禍などで工事進行を見合わせたことなど、なかなか最終的なゴーサインを出せずにいましたが、やっとこの春から再整備がスタートすることとなりました。

もちろん、まだ工事が始まったばかりであり、まだ何かしらあるかもしれませんが、兎にも角にも大きな節目を超えたことは確かです。引き続きしっかり推移を見守りながら、西宮市民のスポーツ環境向上に向け、頑張ってまいります!

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