令和7年消防出初式

今日は数年ぶりにフルスペックで西宮市消防出初式が挙行されました。いつあるとも知れぬ自然災害や火事などへの備えにあたっていただく消防局、消防団はじめ関係各位に敬意と感謝の念を抱きつつ、心合わせの機会となったと思います。

私からの式辞では、西宮市にお住まいで昨年逝去された、五百旗頭眞先生の著書、「大災害の時代」から、阪神淡路大震災当時の西宮市消防の奮闘の様子を引用させていただき、お話いたしました。あの日、西宮市では35件の火災が発生し、地震により断水したため消火栓も使いものにならない中、消防局と消防団の連携や、川から取水するなどの機転により、その日のうちに鎮火させることが出来たことが書かれていました。大震災はとても大きな被害をもたらしましたが、延焼も限定的だったことは、消防の力によるものと言ってよく、特に消防団の存在は大きかったと思われます。五百旗頭先生のこの一節を紹介することで、私も関係する方々も、平時の備えの大切さを改めて認識出来たと思います。

ご出席された皆さま、お疲れ様でした! 今年もどうぞよろしくお願いします!

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