市長コラム 令和7年(2025年)10月 市民を守り、市の価値を高めるための国要望

今年も、市のインフラ整備の実情を国会議員の皆さんや、国土交通省、財務省にもご理解いただき、しっかりと予算措置をしていただくために、要望活動のため上京してまいりました。

例年のことではありますが、山田賢司代議士には、政務三役はじめ各省との調整に多大なご協力をいただいておりますこと、感謝申し上げます。とてもフットワークよく、この度経済産業省副大臣に就任され、今晩からその公務で海外出張されるとのことの中で、よくぞご同席いただきました。誠にありがとうございます!

内容ですが、西宮市においては、長年の懸案である名塩道路の全線開通や名神湾岸連絡線の着実なる早期の実現という道路整備や、二級河川の中では全国随一の流域人口がある武庫川の治水、そして沿岸高潮対策など、大きな課題が山積しており、国や県の力なくして市民の安全は守れないと考えています。加えて、中央運動公園の再整備や阪神西宮駅北再開発、阪急武庫川新駅、地区再開発など震災から30年が過ぎ新たな都市の価値創造につながる投資においても、国の支援は不可欠です。

AIも進化し、予算にもEBPMに沿った科学的配分がなされるべきとの風潮も感じる昨今ではありますが、やはりリアルな対面でないと伝わらない地域現場の実情を伝え、同時に当該地域の熱情を伝える意味でも、こうした陳情活動は相応な意味があると感じます。お時間を取っていただく財務省、国土交通省の方々は、その道のプロです。そうした方々にお時間をいただき、地元の説明をする私の使命は、釈迦に説法してるようなことを避けることを意識して、地元のナマの声、本音、率直な願いを、皮を剥いてお話しするようにしています。そうでもないと、全国から数多押し寄せる陳情の嵐に、何の印象も残せないでしょうし、地域の熱量も伝わらないと考えています。

市民の命と財産を守り、西宮市の価値を更に高めていくために、引き続き私の職責を全力で果たしていきたいと思います。ご対応いただきました皆さま、ありがとうございました!

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