令和4年2月8日
西宮市長 石井登志郎
【自己評価の結果について】
- 「OPEN! 西宮」を掲げ、市民の声を集めて公約として発表し、市長に就任後はその実現に向けて活動して参りました。任期の折り返しとなる令和2年4月には、中間評価を発表し、任期満了を目前に控えた今の段階で、集計結果をまとめることとしました。
- 評価については、達成したものを「〇」、一部達成を「△」、未達成を「-」と表記しました。
- 結果として、4年の間に、重点項目3項目と個々の37項目のうち「〇」が28項目、「△」が10項目、「-」が2項目となり、7割の項目について達成、残る項目についてもほとんどの項目で一部達成をすることが出来ました。
【公約の評価、結果に対する所見】
- 西宮市における行政経験がない中で、市民の声を集めたものをどれだけ実現できるかは全くの未知数でしたが、7割が達成、残りも大半が一部は達成となり、相応の成果を挙げることができたと考えています。
- 中でも、「待機児童ゼロ」という大変難しい項目についても、令和4年4月に概ね解消のメドがついたことや、自らの退職金ゼロ、公立学校のトイレ洋式化の促進、産前産後ケアの拡充、地球環境を積極的に守るまちに向けての施策などは、市長としてリーダーシップを発揮して前進できたことは、大きな成果と考えています。
- その反面、未達成の項目が残ってしまったことは、コロナ禍などの要因があったとはいえ、公約形成プロセスを含め、反省するところが示されたと理解しています。
- 一方で、公約に掲げた以外の項目についても、学校体育館へのエアコン設置や障害者雇用の積極的な推進など様々な政策分野において、前に進めることができたことも、一期四年の成果と考えています。
- 以上の点を踏まえ、自らの一期目については、及第点を与えられると考えています。引き続き、任期満了までの間、更なる公約の前進に向けて、全力で取り組んで参ります。