第一回 行政評価等検討懇話会 を開催しました

本日、本市の行政評価及び行政評価の効果的な推進に関して助言をいただくための、第一回「行政評価等検討懇話会」を開催致しました。そして、上村敏之関西学院大学経済学部教授、福田直樹兵庫県立大学大学院経営研究科准教授、足立泰美甲南大学経済学部准教授の三名の方々に、委員の委嘱状をお渡し致しました。今後は上村教授を座長、福田准教授を副座長としてご助言をいただき、西宮市の行政を効率的にまわしていくための様々な作業がスタートしていくこととなります。

この懇話会は、私が選挙公約として訴えて参りました、行政経営改革における外部人材の活用そのものです。まずは事業の棚卸しから始まり、行政評価の見直しなどの着手も進めていきたいと思います。

私からは、色々なことを申しましたが、その中でも「PDCAサイクルをしっかりまわすことはもちろん大切だが、その前に、OODAを意識して進めていきたいと思っています。OODAとは、アメリカ海兵隊の意思決定ループのひとつのモデルとして示されたもので、Observation(観察)、Orientation(情勢判断)、Decision(意思決定)、Action(行動)のことですが、要するに現状をしっかり把握せずにPLANが立つはずもなく、CHECKもできるはずもないわけで、まずはしっかり分析すること、そこから始まる、と考えています。その上で初めて、しっかりとした政策目標が立てられ、行政経営ができると考えています。」と強調しました。(海兵隊のモデルを持ち出したのは、深い意味はありません。OODAという概念が興味深かっただけであります。念のため。)

それぞれお忙しい中、こうしてお力添えいただける各委員の皆様には感謝するばかりですが、こうした取り組みをしっかり全庁に広げ、成果を市民にお示しできるように頑張って参りたいと思います!

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