2期目のスタートにあたり

 本日4月15日、私、石井登志郎の西宮市長としての2期目がスタートすることとなります。朝の開庁前には、2期目のスタートという節目にあたり、登庁式が催されました。そこでは、決意を込めて次のように2期目のあいさつをさせていただきました。

 本日より、私の2期目がスタート致します。改めて、どうぞよろしくお願いいたします!

選挙を通じて訴えましたのは、文教住宅都市・西宮市を、市民の皆さんと共に、バージョンアップさせましょう、ということでしたが、掲げた公約、子育て教育環境の充実などをひとつひとつ堅実に実現させていくことはもちろんですが、市民と共に歩む仕組み、意識の醸成を進め、市民と共につくるまちづくりを進めていくこと、そこに私は力を入れて2期目を歩んでいきたいと思います。

 さてこれからの4年、西宮市にとってはとても大きな節目を迎えます。ひとつが、来年2023年、文教住宅都市宣言から60年、平和非核都市宣言から40年、環境学習都市宣言から20年という、西宮市のアイデンティティに関わる3つの宣言の節目がやってきます。
 そしてもう一つ、本市は2025年に市政施行から100周年という、大きな節目を迎えます。

宮水の恵みによって栄えた地域が、大正期から阪神間モダニズムと言われるライフスタイルを生み、市政に移行したのが1925年。それから、第二次世界大戦を経て、高度成長の時代に経済一辺倒から一線を画した文教住宅都市宣言、米ソ冷戦最中で核軍縮交渉が膠着していた時代の平和非核都市宣言、今ほど環境問題への関心がほとんど注目をされていなかった時の環境学習都市宣言、先人による、こうした先見の明溢れる宣言が、これからの4年で、市政100周年とともに大きな節目を迎えるわけです。

こうした中、コロナ禍という未曽有の事態は継続し、世界に目を向けると、ウクライナを襲う戦禍に心を痛めつけられ、地球環境問題は待ったなしの状況にあります。また本市においても、解決改善しなくてはならない課題がいくつもある、これも現実です。難しい時代、厳しい状況もある中で迎える2期目のスタートでもあります。

そうした中で迎える今日の新たな船出の日、心引き締めて、職責に向き合いたいと思います。私一人では何もできません。市職員の皆さんと共に、市民の皆さんと共に、明るく、前向きに、一緒に歩んで参りたいと思います。

そして、この節目における市長として、文教住宅都市・西宮市のバージョンアップはもとより、この先100年のまちづくり、そして人類の生き方そのものにまでひとつのメッセージを投げかけられるような、そんな仕事ができるような、意欲的な時間として参りたいと思います。

どうぞ今日からも、よろしくお願いいたします!

令和4年4月15日
西宮市長 石井登志郎

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