市長コラム 2023年(令和5年)12月 データの積極活用を通じてより効率的な市政運営へ

 12月21日、京都において、西宮市と京都女子大学との「データ活用の充実等を中心とした包括協定」の調印式を行いました。今回の連携は、総務省近畿情報通信局が旗を振って進める、「関西官学連携推進ポータル」の第一号の連携事例となるもので、当日は、同大学の竹安栄子学長や、本年度より設立されたデータサイエンス学部の栗原学部長、そして今回のご縁をつないでいただいた、総務省近畿総合通信局の菱沼局長らと、今後に向けての展望が期待できる、意欲的な意見交換を行うことができました。

私たち自治体は、これまではKKD(勘・経験・度胸)による政策形成に頼ってきたと言えます。もちろん、実務に精通した職員の勘や経験は、ある意味でかなり研ぎ澄まされており、それはすべてにおいて否定しがたいものではありますが、一方で、多様化する行政ニーズと、今後よりいっそう限られていく行政リソースを適正配分するためには、データに基づく現状分析や将来予測を踏まえた政策形成に移行していく必要があると考えられます。特に本市においては、財政構造改善を進めようとしている時であり、政策の取捨選択においては可能な限り、客観的であるデータ等をベースとすることが望ましいと考えています。そうした中で、データサイエンス学部という、まさにうってつけの学部をまさに立ち上げられた京都女子大学と連携をしていけるということは、新たな形での意思決定に寄与すると、大井に期待するものです。

 

 さて、西宮市は関西学院大学や武庫川女子大学をはじめ、多くの大学があり、市内の各大学とは様々な面で協力関係を構築してきました。一方の京都女子大学も、京都市に我が国有数の大学が立地していることから、京都市や周辺自治体と多様な連携をされてきたとお伺いしています。そうした中での今回の連携は、何というのでしょう、お互いにとってある意味で相当新鮮であり、私たちは大学との付き合い方に関してはそれなりの経験値があり、京都女子大学側も逆も然り、ということで、西宮市外での経験値豊富な大学との連携、という意味でも、今後の展開はいろいろな意味で楽しみです。

 

竹安学長には、京都女子大学のご出身ですか?、とお伺いしたところ、「実は関西学院の出身で、今回の話が総務省近畿総合通信局さんからあってびっくりしたのです、思い出ある西宮市とのご縁は、とてもうれしく思います。」とお話になられておりました。実は私の母が京都女子大の出身であり、今回の話を担当から聞いて、私もびっくりしたところでした。こうしたことで、母の母校に生まれて初めて足を踏み入れたわけですが、人生歩んでいると、どこでどうつながるか、わからないものですしそれがまた面白いものであります。といいながら、こうした偶然、個人的な縁から紡がれる政策決定ではなく、データに基づいた政策決定への道筋が、今回の連携をもとに進められていくよう、取り組んでいきたいと思います。

京女オムライスというらしい スープとサラダもつけてみました
60年前にも建っていたというB棟 母もここで学んだのでしょうか
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