今日は午前中に小学校5校の運動会をまわり、甲子園地域安全大会に出席後、山口町に向かいました。
山口町では、地元のガイドが町内の魅力を満喫できる散策コースを案内する「西宮山口アルキナーレ」が行われると共に、宮前通りを地域の人が古代衣装を着て歩き、『孝徳帝行幸行列』を再現する催しが、今年も開催されました。これは大化3年(647年)に孝徳天皇が有馬温泉に行幸した際に、山口町に長期滞在したという故事にちなんで行われています。山口町には、天皇御一行が立ち寄られたのを、村人が身ぶり手ぶりで喜びを表現して歓迎したのが始まりとされる「山口袖下踊り」も伝わっており、市の無形民俗文化財に指定されています。そして、今年はなんと、私がその行列において、孝徳帝のお役を務めさせていただきました!
趣きのある色艶やかな衣裳を身にまとい、山口町の街並みを市民の皆さん、宮っ子たちと歩いていると、温かな空気と見守り、声援もいただき、とても嬉しく感動しました! 孝徳帝が山口町に行幸された際には、町中から町民が集まり、歓待されたそうです。私も、そのまちに市長が行くと人が集まる、そんな市長となるために、善政を積み重ねる、そう思う素晴らしい一日でした。ご尽力いただきました皆様、ありがとうございました!