「OPEN! 西宮」重点3政策 発表!

これまで、市民の声を聞き、それらに対応する政策として「みんなと動かす」「みんなと学ぶ」「みんなと暮らす」としてまとめ、皆様にお伝えしてきました。

そして、いよいよ決戦の時を迎えるにあたり、石井としろうの思いをより強く出し、市民に分かりやすい形で集約し、「OPEN!西宮」重点3政策として発表いたしました!

《政策1 市長退職金改革から始まる、市役所改革》

市長退職金廃止を皮切りに、徹底した情報公開と市民参加の仕組みを作り、市民に開かれた役所へ変えます!

この度の市長選挙の争点のひとつは、「市役所を改革するか否か」であると考えています。これには、前市長の突然の辞任も影響しています。前市長は、「改革」のイメージを訴え、当選しました。しかし、期待通りに改革が進行したとは言い難く、さらに任期満了を迎えずに辞任してしまったことは、無責任以外の何ものでもありません。ただ、そのことが、市役所を改革しないでよい、ということにはつながりません。私が常々訴える、市民にとって遠くに感じる市役所、縦割り行政の弊害が目に付く市役所は、やはり改革せねばなりません。

私は、市役所を改革します。市民に分かりやすい情報公開を進め、市民参加が進む仕組みに徹底的に改めます。そのためには、改革の意思を、先ず示さねばなりません。それが、「市長退職金の廃止」です。前市長の辞任の際にも話題となった市長退職金、4年で2800万円は非常識です。私は、市民感覚からして非常識な退職金を受け取らず、その分の財源を他の施策に回すとともに、改革の導火線とすべく、市長退職金廃止を訴えます。

《政策2 待機児童ゼロ、子ども子育て応援宣言》

徹底した待機児童対策を進めるなど、子育て世代を全力応援! 地域と一体の教育で未来の西宮をつくります!

私が目指す西宮市の姿は、「社会によって子育てや教育を支える西宮市」です。子育ては親の責任、教育は学校でやるもの、もしかしたら、無意識にそう思っているかもしれません。確かに、子育ての一番大きな責任を負っているのは、子どもの親です。そして、学校が教育に一番の責任を負うところでしょう。一方で、社会構造の変化によって、核家族化は進み、近所に頼れる親類や友人がそう多くないのも、現代の特徴と言えるでしょう。そこで、行政が後押しして、社会全体で子育てや教育を支える仕組みを作りたい、私はそう考えています。

例えば「子ども食堂」を全校区に設置すると私は政策に掲げています。子ども食堂は、お父さんやお母さんがとても忙しかったりするとき、もしくはお母さんの体調が悪かったりするとき、子どもたちが気軽に出向いて、栄養たっぷりの夕食を100円ほどの安価で食べながら、そこに集う大学生や地域の人らと語らったり、勉強を教えてもらったり、将棋を指したりするような場のことで、今、全国に拡がっています。まさに現代社会のニーズに合った、地域で子どもを支える仕組みと言えるでしょう。このように様々な形で子育てや教育を社会で支える仕組みは、行政のトップが旗をふることによって、どんどん加速化していくと考えています。

また、待機児童問題は、相当なエネルギーを注いででも、改善せねばいけない課題です。女性活躍を謳う中で、待機児童問題が立ちはだかってしまっては、元も子もありません。また、子育てするなら西宮、という割には、子育て政策が充実していない、というのが多くの子育て世代の声です。他の自治体でできていて、西宮でできていないことは、たくさんあります。

子育て支援は、子どもやその親だけに対する支援ではありません。次の世代を担うのは、いまの子どもたちです。その子どもたちを支えるのは、今を生きる、私たちの責務です。そうしたメッセージを、西宮市はしっかりと発し、政策としても届けていきたいと思います。

 

《政策3 シニアもみんなも生き生きするやさしいまちへ》

バス網の拡充など公共交通の利便性の向上、高齢者向け防災マニュアルの策定など、快適で安心な西宮市をつくります!

西宮市は人気のまち、と言われますが、何が人気なのかと聞くと、「大阪や神戸に行きやすいから」。しかし、働く人以外で、どれだけの人が毎日、大阪や神戸に行くでしょうか。都会に出やすいことももちろん大切ですが、西宮市内での移動が、実は不便だと感じている人が、特に多いことに気づかされました。考えてみてください、中央図書館から、中央病院に行くには、どうやって行きますか? それぞれ「中央」とついてますが、この二つの市立の「中央」施設を行き来するには、とても不便なのが実情です。そこで私は、「移動」に目を付けました。病院に行くにも、お友達と会うにも、必ず移動は関係してきます。西宮市の移動環境をもっとよくすれば、まちの利便性が高まり、魅力はもっと高まり、みんなが生き生きしていくことと思います。

そして、何かあった時の備え、「防災」もとても大切です。そこで、私は思います。立派な防潮堤や洪水対策など、もちろん大切だとは思いますが、そうしたハードの整備だけでは、何かあった時に機転の利く対応が果たしてできるだろうか、ということです。南海トラフ地震に伴う津波対応で、国道2号線の北まで避難するようにと言われても、実際にどれだけの人が対応できるでしょうか。また、南部の人は津波対策ですが、苦楽園や甲陽園の人たちは、それよりも土砂崩れ対策の方が気になるはずです。それぞれの地域、家族構成等々によって、注意するポイントや対策は変わってくるのが防災対策であると言えます。行政がハード主体で防災対策を論ずるのは、住民をミスリードしかねません。だからこそ、私はひとつの象徴的な例として、「高齢者向け防災マニュアルの策定」と書きました。これは、なにかひな形があるわけではありません。しかし、この高齢者向け防災マニュアルを市民の皆さんと一緒につくっていくプロセスを通じて、それぞれの市民が、それぞれの地域、課題に応じた防災対策を意識して講ずることができる、そう考えています。こうした、個々に向き合うきめ細やかな対応によって安心が高まり、みんなが生き生きする、やさしいまちになると考えています。

これらの重点3政策を中心に、新しい、開かれた西宮市を、どんどん進化させていきたいと思います!

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