朝の旗持ち当番の後、知事とコロナ対策など協議へ

新型コロナウイルス感染症のいわゆる第三波の拡大が続いています。西宮市を含む阪神間においても、医療状況はひっ迫し、阪神間の医療病床、療養施設は満杯で、コロナ以外の病床にも影響が出始めており、消防局が担う救急出動に関しても、患者の受け入れ調整がスムーズに行かない事例が増え始めていると報告を受けております。

こうした中、先般は共に阪神間で保健所を所管する尼崎市の稲村市長と連名で、市民の皆様方にメッセージを発出し、厳しい現状を共有するとともに、改めての感染防止対策を講じていただくように呼びかけさせていただきました。

中でも、医療体制のひっ迫状況はとても心配される状況です。保健所業務もとてもひっ迫しており、市役所でも他部署から応援職員のさらなる増員や保健師の追加など策を講じているところですが、拡大する勢いに追いつききれていない状況にあります。

市としては、国、県と協力してこの事態を乗り切らねばならないと思っておりますが、一昨日には、県市長会の副会長として井戸知事と面談する機会の際に、緊張を強いられる現場の状況を説明し、療養施設の拡大などを講じていただくよう、お願いしたところです。

この状況ですから、どなたが感染してもおかしくないと考えています。ただ、相対的に高いリスクの行動と、その逆にリスクが低い行動とがあることは、これまでの知見が示す通りです。また、高齢者や基礎疾患をお持ちの方が重症化しやすいが、若年層は重症化のリスクが低いと考えられています。

今はとにかくこれ以上の拡大をさせないためにも、特にリスクの高い行動、感染リスクが高まるとされる5つの場面((1)飲食を伴う懇親会等、(2)大人数や長時間におよぶ飲食、(3)マスクなしでの会話、(4)狭い空間での共同生活、(5)休憩室、喫煙所、更衣室等)に注意していただき、第三波といわれるこの感染拡大期を乗り越えて参りましょう。

こうした中、子どもたちは感染予防に努めながら、元気に学校に向かっています。私も旗当番デビューを果たし、彼らの元気な姿に触れ、パワーをもらいました。引き続き、頑張って参ります!

 

 

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