本日、JR神戸駅にて「神戸〜大阪 鉄道開業150周年 記念式典」が開催され、沿線市として、神戸、芦屋、尼崎の各市長とともに参加して参りました。
日本初の鉄道は、1872年の新橋〜横浜間ですが、それに続いて全国二例目として1874年に開通したのが、この神戸〜大阪間です。明治維新間もない時期に計画され、5年ほどの間に開通させた明治初期のパワーに、圧倒される思いです。開業当初の駅は、神戸、三ノ宮、西ノ宮、大阪、その後、住吉、尼崎駅が開業し順次、沿線に駅が追加で開業されていきました。西ノ宮駅の「ノ」は、2007年にさくら夙川駅が開業した際に、市名と同じ「西宮」となり、今に至っています。
本市は来年に市制施行100周年を迎えますが、その50年以上も前に鉄道が開業したことも、今日の今の発展に大いに繋がっています。私たちがいま進めている様々なまちづくり施策も、未来の人々のくらしにとても大きな影響があることに改めて深く思いを来たし、進めていきたいと決意を新たにしました。
式典に合わせて、記念列車の出発式がありました。記念列車の車内は、西宮はじめ沿線自治体の記録などが掲示されており、歴史を感じる面白い仕立てとなっています。この列車はまずは特別車として大阪まで運行されますが、5月20日までの期間、通常列車として運行されるそうなので、皆さまも運が良ければ巡り合うかもしれません。
この150年の先、200年の節目にこの沿線のまちづくりが後世から評価されるよう、そしてそのことを私自身が現世で確認できるように健康にも留意しながら、精進して参りたいと思います!