9月議会開会、18歳までの子ども医療費完全無償化の条例等を提案

本日、9月議会が開会しました。西宮市では四半期ごとに議会が開催され、その都度、必要な条例や補正予算を提案し、議会に諮るのですが、9月議会については毎年、前年度決算がまとまるタイミングであり、市政執行において様々な質問を受けるとともに、決算認定を受けるという特徴のある議会です。特に財政構造改善の旗を掲げて様々な取り組みを進めている中ですから、令和6年度決算だけでなく、今後の財政見込みをまとめ、お示しするこの機会はとても大切です。

 そうした中、今議会において補正予算を提案いたしました。内容のひとつが、18歳までの乳幼児子ども医療費の完全無償化で、現在は1歳から15歳までの所得制限以上世帯と高校生の全世帯が、一時金800円をお支払いいただいていますが、それを無償化しようとするものです。財政構造改善の取り組みをしている最中ではありますが、子育て世帯への支援は私の市政において重要な政策であり、本来はもっと早くに実施すべきとのお声も多くいただいておりましたが、ここにきてやっとこの施策を進められる環境になったと判断したため、提案することとしました。

 この提案の中で、特に強い思い入れがあるのは、所得制限をできるだけ早く解消したい、ということです。何人もの市民の方から、以前は所得制限以下だから子供の医療費が無償だったけど、給料が上がったり共働きになったことで家計総所得があがったことで、所得制限ラインを越えてしまい、無償化対象から外れたことに、釈然としないとのご意見をいただいてきました。給料が増えたことで、子どもの医療費がかかるようになった、何の罰ゲームですか?、と言われて、返す言葉がありませんでした。特に今は物価上昇、賃金上昇局面でもあります。一方で、市が依拠する県の所得制限ラインも変わらない中で、私としては西宮市においては所得制限なく子どもの医療助成をしたいと考えての提案です。
本提案には、さまざまな論点、ご指摘をいただくであろうと思っています。無償化によって有限な医療リソースに悪影響はないか、施策の持続可能性はどうか、財政見込みは大丈夫か、なぜここでの提案となったか、医療助成以外の支援との優先度をどう考えるか等、ひとつひとつ真摯に答えたいと思います。

こちら以外には、学校給食室の空調整備を前倒しするための予算や、部活動地域展開に伴う学校施設の設備改善予算、国の物価高補助を活用した、介護事業者や障害事業者への補助や地域集い場への支援などの予算も計上しています。介護事業者等への支援は3月補正に続くものではありますが、業態の構造的に物価高をサービス料に転嫁することはできないため、こうした公的支援をできる形ですることによって支えることで何とか社会保障のインフラともいえる福祉事業を守りたいとの思いから、累次に渡っての支援を提案することとしました。これら議案にしっかりご理解いただけるよう、頑張りたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20250829-OYO1T50000/

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