《西宮市から、民主主義の『仕組み』を変える!》
この度、来年4月22日に投開票予定の西宮市長選挙に出馬する意向を固め、さる10月28日に、出馬会見を行いました!
私が国政から市政に転じた最大の理由は、落選後に地域活動や自ら子育てをする中で、身近な課題を解決するための市政が、とても遠いものだと実感したことです。そのことは、昨今の「政治離れ」にも通じることでもあります。
本来、民主主義とは、議員ないし首長を「誰か」選ぶことではありません。「子どもの小学校に和式トイレしかない」「待機児童が解消されないと困る」「図書館がもっと便利になればいいのに」「あの交差点はとても危ない」。こういった声を受け、解決するのが、本来の民主主義のはずです。
ちなみに、前回2013年の西宮市長選挙の投票率は36.4%。6割以上の人が投票には行っていません。これでは、市民の思いが届くはずはありません。
選挙の時だけではなく、いつでも市民がその思いをぶつけられる。役所はその思いを受け止めて、地域と協力しながら実現に向けて動いていく。それが本来の姿だと思います。
ひとりの生活者として、そして家庭を守る父として。身近な声こそが届く政治を実現したい。そのためにも、身近な役所を、その文化、体質から変えていきたい。そして、西宮を市民の声が一番届く街にしたい。
アクティブに、打って響く、身近な西宮市に! そして、西宮市から「民主主義の『仕組み』を変える!」取り組みを、正面から進めていきたいと思います!
《市民の声を徹底的に聞き、「3つの柱」を立てる》
年初に「みんなのまちづくりプロジェクト」という政治団体を立ち上げ、これまでにアンケートはがきは数百枚回収し、たくさんの方から生活に密接する声をお聞きすることができました! 「地方自治は民主主義の学校」と言ったのは、イギリスの駐米大使も務めたブライスという政治家ですが、これはまさに格言となっており、私もまちづくりアンケートを通じて、そのことをひしひしと感じました。
その声をもとに、目指す西宮市を「みんなで動かす」「みんなで学ぶ」「みんなで暮らす」という三つの柱にまとめました。
「みんなで動かす」は、市政の情報を徹底公開し、わかりやすく市民に示す情報公開と、市民の声が政策に直接反映する仕組みづくり、そして行政のトップである市長がアクティブに市民の中に入り、声を聞くということが大きな柱となります。
「みんなで学ぶ」は、公立学校をパワーアップするために地域住民の力を活かすコミュニティ・スクール、待機児童解消はもちろんのこととして就学前教育の充実、そして図書館を拡充することなど生涯学習環境をみんなで整えていくことなどが大きな柱です。
「みんなで暮らす」は、市が健康づくりとスポーツ環境をより支援することや、在宅医療・介護体制を強化して家族と一緒に暮らしていけるまちとすること、そして災害に強く、エコで安全な街をめざすことが大きな柱です。
これは、第一弾の大きな方向性を示したものです。今後、もっと広く市民の皆さんの声を聞いて、より具体化していきたいと思います。常に、市民の皆さんにまちづくりの方向性やアイデアを示し、キャッチボールしながら、前に進んで行きたいと思います。どうぞ積極的にいろいろなご意見、提案などをお寄せください!