《6~7割の市民が市長選びに参画していない!》
西宮市長が退任することとなりました。任期を満了することなく、その職を退くこととなり、市政はトップ不在で3月議会を迎えるという、異例の状況となります。もともと4月に市長選挙が行われることであったとはいえ、取り巻く環境や市民の見方にも変化が見られるのではないかと思います。
振り返ってみると、前回2014年の西宮市長選挙の投票率は、36.41%、その前は33.65%と、とても低いものでした。身近な市政を担うリーダーを選ぶ選挙にもかかわらず、この低投票率となっていることは、何を示しているのでしょうか。
みんな、今の市政に全く無関心というわけでも、満足しているという訳でもないと思います。身近な課題、近くの公園や毎日通る道路、そして子どもの学校や市の福祉について、多かれ少なかれ、何らかの思いを持っているはずです。しかし、そうした個別の課題があったとしても、「誰か」を選ぶ選挙には興味が持てない、ならば、市民が選挙の時だけでなく、365日、市政とつながっていけるような仕組みにしよう、それが私の大きな政策の柱でした。
選挙は民主主義の一部でしかない、これが私の思いです。ただ、選挙そのものに参画することで、市政への興味が高まり、理解が深まるきっかけになることは、間違いありません。今回、とにもかくにも西宮市の市長選挙に注目が集まることになると思われます。この機会を生かして、より多くの市民が投票に行くよう、努めたいと思います! 目標として、「投票率50%を超えよう!」と掲げて、皆さんに呼びかけたいと思います!
《『オール西宮』を目指す すべての市民の受け皿に》
新しい西宮市長は、当然、市民によって選ばれなくてはなりません。地方政治は、国政とはその成り立ち、性質も異なるものです。だからこそ、新しい市長は、中央政党の枠にとらわれずに、市民一人ひとりのフラットな目線によって選ばれなければなりません。そのために、私は『オール西宮』を提唱したいと思います。『オール西宮』を通じて、市民は右とか左ではなく、自分の考える最良の西宮市のためにはどういう政策が必要か、ということを判断材料として選ぶことができると考えます。『オール西宮』を掲げるのですから、どこかの政党と与するのではなく一線を画し、一人ひとりの市民がそれぞれの判断で市長をつくる、その受け皿こそが、『オール西宮』です。
新しい、開かれた西宮市を目指すという方向性が一致すれば、全ての西宮市民は『オール西宮』の一員として、共に活動する仲間になれるはずです。すべての市民のための新しい、開かれた西宮市をつくる。対立をあおるのではなく、どうしたらよりよい西宮になるか議論を戦わせ、前向きな結論を得る、これこそが『オール西宮』です!
ぜひ皆さん、『オール西宮』の力を結集し、新しい、開かれた西宮市を、共に作っていきましょう!