武庫川女子大学経営学部での講義「実践へのいざない」

 26日、武庫川女子大学経営学部経営学科実践学習コースの「実践へのいざない」という科目の中で、リアルな社会と日々向き合っている地元の市長として、「西宮市におけるシチズンシップ」と題した講義を行いました。

 話の内容は、行政の役割が民間とはその性質が異なることをまず踏まえた上で、市政の主な課題とその取り組みについてお話ししました。市政の課題として、①良好な文教住宅都市の維持発展、②人口減少社会への対応、③持続可能な社会に向けた行動 特に環境政策、④新型コロナウイルス感染症対策を取り上げ、具体的に認識している課題と市としての取り組みについて説明しました。そして、こうした課題を改善していくためには、市役所だけの取り組みで不十分であり、市民の力、シチズンシップこそが大きな鍵になります。

 そして、地域社会にとって学生は歓迎されるNew Comerであり、地域には教科書やキャンパス内では経験することのできない「リアル」にあふれていること、そして地域との関わりを持つことで西宮市の地域も学生もWin-Winの関係が築けるはず、だから実践に飛び出して欲しいと繋げました。

 武庫川女子大学の経営学部は、昨年4月に設立されたばかりの新しい学部です。女子大学における経営学部というのも珍しいですが、多様性が重んじられ、女性の活躍が期待される今の時代にはとてもマッチした学部であると思います。コロナ禍であったので残念ながら学生の皆さんに直接ではなく、リアルタイムのオンラインと言う形での講義でしたが、画面越しにも意欲的な学生がたくさん集まってくれ、新しい建物の素晴らしい設備ということもあり、とてもスムーズに講義することが出来ました。
 
 学生の皆さんに、私の話が届いたか若干心配をしましたが、元気に活発な質問もいただき、こちらにとっても楽しく有意義な時間でした。コロナ禍は学生の皆さんにとってもなかなかつらい日々であろうと思いますが、アフターコロナの西宮市において、彼女たちが地域で元気に活動する日が来ることをとても楽しみにしています。西宮市では、今後、こうした学生たちの実践活動と地域をつなげていく取組に力を入れたいと考えています。こうした機会を作っていただいた武庫川女子大学さんにも感謝を申し上げます。ありがとうございました!