1月17日、阪神淡路大震災から31年目の朝を迎えました。発災時刻の5時46分、満池谷の震災慰霊碑前で、多くの市民の皆さんとあの日を思い起こし、無念の思いでこの世を旅立たれた御霊のご冥福を祈り、防災減災に改めて備えていく、そうした思いで献花をしました。
この日は、私たちにとって、震災を風化させずに未来に語り継ぐこと、平素の防災減災対策を検証していくことを宿命づけられた日と思っています。平時よりの地域コミュニティの大切さ、建築物の耐震化や家具配置等の配慮、災害時の情報確保と連絡手段の確認、水や食糧と共にトイレなど非常時の静脈機能の確保など、さまざまな観点からの対策が考えられます。考えれは考えるほど、多様な視点が思い浮かべられます。
西宮市としても、改めて震災時の対応とこの31年の取り組みを常に検証しながら、新たな視点や環境の変化も踏まえながら、対策の見直しや強化を図っているところです。そうした公助とともに不可欠なのは、いうまでもなく、共助、そして自助です。そして、百者百様の日々を生きている中ですので、またどんな状況でどんな災害が起こり得るか、わからないのが災害、特に地震です。
そうしたことを踏まえて、ぜひ市民の皆さんお一人おひとりには、ご自分の日々の生活を思い起こしながら、いまここで、いまこうした時に、大きな地震が起きたらどうするか、明日、強烈な雨や台風が来ると予測されたらどうするか、一歩踏み込んで考えてもらいたいと思います。自分の家族、仕事場、家はどうなるか、どんなリスクが考えられるか、リアリティを感じながら、いまあなたが座っている食卓、今晩寝る寝室を見渡し、揺れたら何か倒れて来ないか、考えてください。電気や水が止まったら、どんな時間を過ごさなくてはならないか、そのための備えを考えてもらいたいと思います。私自身も、いろいろなシチュエーションを想起して、できる事前の対策をしたいと思います。
そのことが、あの震災の教訓ではないかと考えます。西宮市も、改めてその体制、備えの改善を積み重ねたいと思います。市民の皆さん、ともに取り組んで参りましょう。









