市長コラム 令和2年(2020年)6月 「新しい生活様式」の日常へ

市民の皆様には、47日から緊急事態宣言が発令され、一ヶ月半の間、感染拡大防止にご協力いただき、ご不便をおかけしましたが、521日に解除となりました。改めてご協力に感謝を申し上げます。

61日からは、学校園も再開し、公民館などの市施設の使用も可能となります。徐々にではありますが、日常生活を取り戻していきたいと考えております。その際、市民・事業者の皆様に活用していただける各種支援策の一覧表を作成しました。市ホームページへ掲載しているほか、6月3日の朝刊で各家庭にお届けします。また、市役所・支所等にも置いておりますので、ご活用ください。

さてその上で心掛けねばならないのが、しっかりと感染防止策をとることです。現実として受け入れねばならないのが、「コロナ前」の日常に戻るのではなく、「身体的距離の確保」「マスク着用」「丁寧な手洗い」に代表されるような、新型コロナウイルス感染症にかからない、うつさないための対策を講じながら送る日々、つまり「新しい生活様式」を実践しながらの日常を送っていく必要がある、ということです。

「新しい生活様式」は、必ずしも窮屈なことばかりではありません。

例えば、私自身のことですが、この4月から自転車で市役所まで通勤するようになりました。車であれば15分ほどでしたが、自転車でも20分程度で、時間もそう変わりません。自転車ですから環境にもやさしく、読書やスマホを見ることもできないために考え事をするには最適の時間となっています。さらに、日常の運動不足が解消されるだけでなく、街を自転車で走っていると顔見知りの方とお話ししたり、声をかけられたりして、なかなか入らなかった情報を教えてもらえたりと、とても有意義な「新しい生活様式」を送ることができています。

市役所の中でも「新しい生活様式」は始まっています。密を避けるために、市の政策を協議する会議を「オンライン」で行うようにしたところ、最初は不慣れで不自由さを感じましたが、すぐに慣れて今では「なぜ今までオンラインでやっていなかったのだろう」と思うようになりました。今までは市役所に物理的に集まって会議をしていましたが、今は市内各所に散らばる施設からオンラインで会議をすることができ、時間の節約にもなりますし、会議の合理化を図ろうとするインセンティブもより働き、効率的な仕事ができるようになりました。この他、市職員のテレワークや時差出勤の取り組みも継続しながら、「新しい生活様式」を受け入れることを、働き方改革につなげていきたいと思っています。

このほかにも、これから先、取り組みを進めていく「新しい生活様式」は多様な分野に及ぶことと思います。オンラインを使った市民の皆様との意見交換や、キャッシュレスの推進なども取り組んでいきたいと思っています。
市民の皆様におかれましては、この機会に、「新しい生活様式」に関して、市役所の取り組みや市全体への啓発など、様々なご提案をいただければありがたいと思います。ご提案頂ける方は、題名に「新しい生活様式の提案」と書いていただき、市ホームページの「市長への手紙」欄からメールをお送りいただくか、市役所・支所に設置している投函箱に入れていただければ、大変嬉しく存じます。

新型コロナウイルス感染症を乗り越えていくためには、すべての市民の皆さんのお力が必要です。引き続きご協力いただくことをお願い申し上げます。

令和261
西宮市長  石井登志郎