市長コラム 令和3年(2021年)12月 学校を重層的に強化し、地域の要としての機能を果たす

文教住宅都市を謳う西宮市にとって、教育政策は市政の最重要課題のひとつであり、地域と学校の関わりはとても重要です。
子供たちの健やかな成長を保護者や教職員だけでなく、地域で支えていただくことはとても大切で、本市では多くの市民のご協力をいただいております。こうした動きをさらに強化したいとの思いから、私の就任以降、幼稚園を除く全市立学校で地域に開かれたコミュニティスクールを目指すこととし、本年度までに全63校中24校でスタートしてくれ、それぞれの学校運営協議会において子供たちを支えるための活発な取組が行われています。

 そうしたソフト面の取り組みと合わせて、学校施設の機能そのものを重層的に強化することで、さらに地域の要としての役割を学校施設が果たしていくべきと考えています。実際に学校施設は、教育活動にとって重要であることはもちろん、地域の拠点として、さらには防災拠点としても重要な役割を果たしています。そうしたことから、これまでには耐震工事や普通教室へのエアコン整備を進め、増改築や大規模な長寿命化改修も計画し進めて参りました。
近年ではそれに加え、トイレの改修を一気に進め洋式化率を平成29年には41.3パーセントであったものを、令和7年度末までには62.5パーセントまで引き上げる計画を進めることとしています。また、昨年度には全中学校体育館に空調設備の整備を完了しましたが、このほど、令和4年度以降に市立全小学校と高等学校の体育館にも同様に空調設備を整備することを決定いたしました。

 ソフトとハード両面で学校を重層的に強化していくことで、西宮市のそれぞれの地域が学校を中心に活気あふれるまちとなっていく、そうしたことを目指したいと思っています。子供どもたちのために、そして西宮に暮らすすべての市民の為に、今後も頑張っていきたいと思います。

こうした動きを堅実に進めるためには、国の施策動向をリアルタイムにつかむことが大切です。そうした思いもある中で、先日、縁あって文部科学省職員の斉藤眞さん(現文化庁政策課課長補佐)に西宮市の教育アドバイザーに就任していただきました。このことにより、西宮市と西宮市教育委員会にとって、文部科学省とダイレクトな心強いパイプができ、今後はこれまで以上に、国の動向が把握でき、西宮市の状況についても伝えていけることになると考えています。さらに、情報のやりとりが活発に行われることを通じて、国からの様々な支援を得られる可能性が拡がると期待しています。
 
 文教住宅都市・西宮市が、様々な面で他市より一歩先を行くことを目指し、今後とも教育政策には力を入れて取り組んで参りたいと思います。