市長コラム 令和2年(2020年)9月  市民により広く情報が伝わる市役所を目指して

9月に入りましたが、依然として厳しい残暑が続いております。皆様いかがお過ごしでしょうか。短い夏休みとなった公立学校でしたが、9月からは昼以降も授業が組まれ、コロナ禍の中ではありますが、withコロナの中で最大限正常モードでの学校生活を送れるように取り組んでいるところです。 

感染状況自体は、8月31日におよそ一月半ぶりに西宮市としては新規感染者ゼロと発表することができましたが、依然として警戒が必要な状況であることに変わりはありません。引き続き、市民の皆様方におかれましては、感染拡大防止にご理解、ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
さて、こうした状況において、自治体からの情報発信のあり方が改めて問われているところです。住民の皆さんに一番近い市が、この状況をどう理解し、どう行動しているか、そして市民の皆さんに何をどのように伝えているか、とても大切なことと考えています。 

しかしながら、現代はICTの発達もあり進んだ情報化社会であり、ある意味で「情報過多」な社会でもあります。日々の新聞、テレビと言う既存のメディアだけでなく、インターネットを通じてあらゆる情報が容易に入手できます。もちろん、属人的な井戸端会議から得られる情報も重要な情報源ですし、駅や繁華街でのポスターや掲示板なども伝統的に有力な情報ツールです。 

市役所としては、様々なツールを通じて市民の皆さんに情報をお伝えするよう努めております。毎月2回、各ご家庭に市政ニュースをお届けし、市ホームページに情報をアップするだけでなく、公式Twitterアカウントや公式Facebookページを通じて、情報を発出して参りました。また、子育てや健康づくりなど分野ごとに冊子を作るなどして、情報発信に努めています。地震や台風等の災害時には、生命にかかわる情報を確実に伝える事が重要です。 
一方で、市民の皆さんは民間も含めたあらゆる「情報の洪水」にさらされており、市の情報をどう確実にお伝えするか、というのはとても大きな課題です。 

そうした中、平成31年2月に開設した西宮市の公式LINEアカウントの友だち(登録者)数が、この8月末に4万人を超えることとなりました。市Twitterのフォロワー数が8,490名、Facebookのフォロワー数が4,499名ということを鑑みると、この4万人と言うのは、ひとつの通過点ではありますが、市にとっては、西宮市人口の8%を超える方に登録をいただけたということは、強力な情報伝達ツールを持つことができたと考えています。今回、ここまで登録いただけたのは、SNSを単に情報伝達ツールとしてだけではなく、LINEの機能を活用して、「コロナお知らせシステム」や「粗大ごみ収集申込受付システム」を実装したことが寄与したと考えています。今後も拡充を図り、さらに多くの方に登録していただけるように努めて参ります。 

市の情報発信は、市政ニュースや市のホームページにアップしたらそれでよしとするのではなく、どれだけ市民に伝わったかが大切であり、そうした観点から不断の検証を行い、市民の皆様の安心、安全につなげていきたいと思います。
令和2年9月1日

西宮市長 石井登志郎