尼崎市長と西宮市長の共同メッセージ

感染拡大・医療崩壊を防ぐため最大限の警戒を!

大阪との往来が多く、保健所を所管する中核市である尼崎・西宮両市長による共同メッセージを発信します。

市民・事業者のみなさまにおかれましては、新型コロナウイルス感染症対策へのご協力をいただき、関係者の方々のご尽力に心から感謝申し上げます。

現在、兵庫県は感染拡大特別期の只中にあり、尼崎・西宮市においても新型コロナウイルスの新規感染者は、11月10日以降だけでそれぞれ182人、199人と急増しており、毎日平均10人前後の新規感染者が発生するという状況が続いています。

このような状況の中、入院ならびに軽症者向けホテルでの受け入れが難しいケースが生じており、その結果として、新型コロナウイルス感染症以外も含めた救急搬送の受入れに時間がかかる状況が増えているなど、医療体制の逼迫度がこれまで以上に増しています。

加えて、高齢者や障害者など重症化リスクの高い方々が入所、利用される施設でのクラスターが散発しており、今後、重症者が増えていく可能性も懸念されます。

県においても緊急に病床を100床追加するなど医療体制の強化に取り組んでいるところですが、感染確認数増加のスピードを抑制することが急務の状況となっています。

みなさまには改めて、県が呼びかけている以下の取り組みへのご理解、ご協力をお願いいたします。

・東京、大阪など感染拡大地域への不要不急の往来を控える

・高齢者、基礎疾患のある方など、重症化リスクの高い方の感染予防行動の徹底

・発熱はもとより、体調に異変を感じたら通勤、通学を含めて外出を控え、電話で医師等に相談する

・感染リスクが高まるとされる5つの場面(①飲食を伴う懇親会等、②大人数や長時間におよぶ飲食、③マスクなしでの会話、④狭い空間での共同生活、⑤休憩室、喫煙所、更衣室等)に注意する

特に、マスクの着用や手洗い、換気などの基本的な感染防止対策については、その効果が科学的に確認されていますので、改めて、これらの対策を徹底していただくようお願いいたします。

今がまさに正念場です。市民・事業者のみなさまは、最大限の警戒をしてください。

市としても近隣自治体や関係機関と連携を図りながら、引き続き全力で対応にあたってまいります。みなさまのご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。

令和2年11月27日

尼 崎 市 長  稲村 和美

西 宮 市 長  石井 登志郎

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