市長コラム2021年(令和3年)2月 ワクチン接種が滞りなく進むために

市長コラム2021年(令和3年)2月
ワクチン接種が滞りなく進むために

 新型コロナウイルス感染症対策において、兵庫県においても緊急事態宣言が2月7日までの日程で発令中です。これが延長されるかどうか、現時点では報道以上のことは知りえませんが、西宮市の感染状況を鑑みるに、完全収束というにはほど遠く、宣言の取り扱い如何に関わらず、もうしばらくはマスクが欠かせない日々が続くことになりそうです。

 さてそうした中、一つの光明になり得るのではないかと期待されるのがワクチン接種です。連日、新聞やテレビ、ネットニュースを通じて内外の状況が知らされていますので、大まかなことは市民の皆さんもご承知のことと思います。西宮市においても、昨年12月に担当者を任命し、2月1日からはさらにその体制を補強すべく、局長級の理事や部長級の保健所副所長はじめ職員の人事異動を行い、来るべき時に向けて準備を進めています。

 現時点において、情報がすべて開示されているわけではありませんが、西宮市としては担当する市民への接種について、次のように考えています。
 
まず高齢者の方への接種から始まりますが、3月中を目途に、それぞれ個人単位で、住民票を置かれている住所へ接種券をお送りする予定です。高齢者以外の方へは、その後に順次発送となります。
 接種いただくには、予約をとっていただくこととしますが、専用のコールセンターへお電話いただき、予約を取っていただくか、インターネット上での予約システム構築の準備も進めています。
 接種場所については、かかりつけ医の皆さんにご協力いただく個別接種と、市内に特設会場を設けて集団接種を行う両方のパターンで行うことが出来ればと考えています。また、介護施設や自宅から出にくい方へは医師のチームなどが出向いていくことが考えられます。

 こうした中で、市民の皆さんにはご理解、ご協力いただかねばならないことの一つに、ワクチン接種の特設会場として利用するため一部の公共施設の利用を一時期控えていただく必要があります。現在、10~20か所程度を想定していますが、今後の状況次第ではそれ以上にも、それ以下にもなる場合があるかもしれません。

 正直に申し上げて、国においてもワクチン供給のスケジュールなど全容が判明しておらず、自治体には断片的に情報が示されるだけで、この大変な作業に向き合っている状況です。市といたしましては、今ある情報をしっかりとお示しし、一日も早く希望される方にワクチン接種が進むように全力を尽くしたいと考えております。
 新しく、市HPにワクチン接種に関するコーナーを設けましたので、こちら(「新型コロナワクチンの接種について」)をご参照ください。

 ところで、我が家の裏には、梅の木が一本あります。さくらもきれいですが、私は梅の花が一番大好きです。それは、まだ寒いこの時期につぼみが姿を現し、花を咲かせてくれます。梅が咲くと、冬が終わる。冬が一番苦手な私にとって、梅の花は、トンネルの出口から見える光のような存在です。今年ももうそろそろ、梅の花が咲き始めそうです。

 新型コロナウイルスへの対策も、トンネルの出口が見えた、そう思いたいですし、市としてワクチン接種に全力を挙げて取り組みたいと思います。

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