「第四波」というより「変異波」と言うべき状況に

 新型コロナウイルス感染症が急拡大をしています。西宮市においてはこの月曜日から「まん延防止等重点措置」の指定区域となり、さらなる感染予防対策を呼び掛けているところですが、昨日の西宮市保健所管轄内での感染者数は44名、本日も27名を数え、感染状況は最も深刻な「ステージ4」に突入しました。医療状況は既にひっ迫し、コロナ以外の医療提供や消防の救急搬送にも影響を及ぼしています。まさに「医療崩壊の入り口」ともいえる状況にあります。

3月後半以降の感染急拡大における傾向は、1月までのいわゆる「第三波」とは少し違った特徴があると考えられます。それは、より強い感染力を持った変異株の拡大です。保健所からは、家庭内感染が増えていること、そして若年層の感染も増えていると報告を受けています。より強い感染力があるため、これまで感染しなかった状況でも感染をすると考えるべきでしょう。こうした性質の違いから、私は「第四波」というよりも、「変異波」が来ていると言うべき状況と理解しています。

この年度の変わり目と言う時期も感染拡大に影響していると考えられます。西宮市保健所における発生届も、他府県在住の方が増えており、これは人の移動が多くなっていることと重なると思われます。それと懸念すべきところは、コロナ疲れもあるのでしょうが、ちょっとした気の緩みによってその「感染予防の穴」からコロナ感染を引き起こしていると考えられます。今一度、感染予防の徹底、日々の手洗いうがい、マスクの着用などを継続していただく他はありません。どうぞより一層の、基本的な感染予防策に、全市民の皆様のご協力をお願い申し上げます。