本日、令和四年度予算案を提示させていただきました。未だコロナ禍が明けない状況下ではありますが、こうした時勢だからこそ、次の時代を見据えた施策、未来を担う子どもたちを支える施策が必要との認識に立ち、組んだ予算案です。
大きな柱は、子どもの健やかな育ち、そして保護者が安心して働きながら暮らせるための環境づくりです。これまで進めてきた放課後居場所事業や、子どもたちが日中の大半を過ごす学校の環境改善のためのトイレ改修や小学校体育館への空調整備を堅実に進めます。
また、困難な状況にある子どもやお母さんたちを支えるために、子育て世帯訪問支援事業やショートステイ事業を強化して参ります。
また、高齢化社会に対しては健康寿命をもっと伸ばしていくためのフレイル対策事業を新たに始めて参ります。そして、元気な地域社会を盛り上げていくための事業費を市が支える、未来づくりパートナー事業も進めて参ります。
グローバルな課題である地球温暖化に対しては、市の公共施設照明を一気にLED化を進めると共に、戸建住宅のZEH化促進や太陽光発電等の共同購入事業など、市民にも実効性ある対策に参画いただけるような施策を講じて参ります。
今回の予算案を貫く思いは「未来サポート型」です。未来を担う子どもたちを支え、市民の未来の健康を支え、まちなみや地球環境の未来を支える、そんな思いで編成をしました。この予算案をしっかりと成立させ、未来の西宮市をさらに飛躍させていくためにも、頑張って参りたいと思います。
西宮市長 石井登志郎